整形の前にするべきこと
2026年10月23日
なぜ整形しても「しっくりこない」ことがあるのか?

美容施術を受けたのに満足できないとか、一時的には良いと思ったけど、また気になってくるとか、でも今度はどこを直せばいいのか分からないとか、見た目を良くしたいという思いから、ヒアルロン酸、ボトックス、リフトアップなどを検討する方は多くいらと思います。
しかし、たとえそれを実際にやったとしても、やればやるほど違和感が出てきて、バランスが崩れていくというケースも少なくありません。
まず考えるべきこと

まず、どこを変えるかではなくなぜそう見えているのかという視点が大切です。
見た目は全体のバランスで決まっています。
見た目は位置で決まる
顔の印象を大きく左右するのは、左右差、高さの違い、前後の位置になります。
つまり、位置が整えば、印象は変わるということです。
位置が崩れたまま整形すると、さらにバランスが崩れる可能性があるのです。
なぜ位置が崩れてくるのか?
これは、構造と神経が関係してきます。
顔の形や位置は、骨格、筋肉、皮膚だけで決まるわけではありません。
それらを動かしているのは、神経なのです。
神経は入力で変わります

神経は、身体からの情報をもとに働いています。
この情報には、筋肉の状態、関節の位置、接触、噛み合わせなどが含まれています。
もしこの情報という入力にズレがあると、間違った位置を“正しい”と認識することになってしまい、顔のバランスが崩れることになるのです。
見落とされている、噛み合わせ

噛み合わせは、顔全体のバランスを決める基準の一つになります。
噛み合わせにズレがあると、顎の位置が変わり、筋肉の使い方が偏って、三叉神経を通じて脳幹に影響することになります。
その影響から、顔の左右差やたるみが生まれることがあります。
見た目が崩れるシステム
噛み合わせのズレから、神経入力の偏りがおこり、筋肉の使い方の変化が生じます。その影響から顔の位置のズレと左右差・たるみがおきて、見た目の違和感が発現します。
なぜ整形だけでは不十分なのか

整形や美容施術は、形を変えることはできるのですが、一方で、神経の使い方は変えられないのです。
そのため、元の歪んだバランスに引っ張られることがあります。
本当に変えるべきもの
形ではなく「基準」が大切なのです。
その基準とは、神経に入る情報という入力のことです。
実際に起きていることとして
例えば、片側だけほうれい線が深いとか、フェイスラインが左右で違うとか、口角の高さが違うとかでしょうか?
これらはすべて、構造と神経のズレの結果として起きています。
トータルヘルスケアプログラム®の考え方

トータルヘルスケアプログラム®では、見た目を「美容」ではなく、機能とバランスとして捉えます。
そして、噛み合わせ、顎関節、頭部の位置、姿勢を総合的に分析して、神経に影響している入力を整えます。
その結果、無理なく自然に整う見た目を引き出すのです。
プレミアムコンサルテーション®での役目
見た目の問題は、表面だけでは判断できませんから、プレミアムコンサルテーション®では、顔のバランス、咬合の状態、筋肉の使い方、全身の連動を評価して、どこが本当の原因なのかを明確にして、改善に向けた複数のアプローチを提案します。
見た目は結果。
見た目は、体の状態の結果なのです。
つまり、原因が変わらなければ見た目も変わらないということになります。
最後に

もし見た目を良くしたいのであれば、どこを変えるかではなく、なぜ今の状態になっているのかを知ることが重要なのです。
その原因を整えた上で初めて、本当に自然で安定した変化が生まれるからなのです。
コラムはウエスト歯科クリニックと玉川中央歯科クリニックで、それぞれ異なる内容を掲載しています。ぜひ、もう一方のコラムもあわせてご覧ください。
参考文献
- Proffit WR(University of North Carolina)
Occlusion and facial structure - Moss ML(Columbia University)
Functional matrix theory - Turker KS(University of Adelaide)
Trigeminal system and muscle control - Enoka RM(University of Colorado)
Neuromuscular function - Gracco A(University of Padova)
Craniofacial morphology
この記事は
医療法人社団 聖和厚生会
ウエスト歯科クリニック/玉川中央歯科クリニック
統括院長
Dr. Ryo が執筆しました。
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