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最近 ご飯の味がしない…その原因とは?

2025年12月5日

みなさん、こんにちは。Dr.Ryoです。

今回のテーマはこちらです。

最近 ご飯の味がしない…その原因とは?

最近 ご飯の味がしない、ご飯がまずい、と感じることはありませんか。

食事は、心と体を支える大切な時間で、人生の楽しみのひとつですが 、その味が失われると みるみる食欲が落ち 気持ちも沈んで、日常の彩りが薄れていきます。

一般的には、年齢や、体調のせいと考えますが 、実際には歯の噛み合わせのズレや唾液分泌の低下が深く関わっていることが少なくないのです。

ズレているという変化は自覚しにくく、少しずつ進行して、ものを粉砕する咀嚼効率の低下や、免疫力の減退 、味覚障害へとつながっていくのです。

本コラムでは大学の研究成果を引用しながら 、この現象の背景と対策を分かりやすく解説していきます。

気づかないうちに進む、ズレ

実際のところ、噛み合わせが多少ずれていても 痛みのような明確なサインが出るわけではありません。

そのため多くの人が、ちょっと噛みにくいけれど慣れてしまったと考え 、そのまま放置してしまうのです。

ただ、慣れは安心ではなく むしろ問題を隠す要因になるので、注意が必要です。

東京大学2001年の研究

東京大学医学部口腔生理学教室の2001年の研究では、 わずかな噛み合わせのズレでも 長期間放置することによって、物を粉砕する咀嚼効率が明らかに低下し 唾液分泌にも影響することが報告されています。

軽るいアンバランスな噛み合わせでも 慣れによって自覚がなくなって、次第に 噛む力が弱まって、 味覚の変化につながる可能性があると結論づけられているのです。

つまり自覚がないから大丈夫ではなく 慣れが危険を覆い隠しているといえるのです。

唾液と味覚

味覚は舌だけで感じるものではなく、唾液が十分に分泌されることで食べ物の成分が舌の味蕾に届き 味を感じることができます。

また、唾液には抗菌作用や消化作用もあり 口腔の健康を保つ上で欠かせない存在なのです。

東京医科歯科大学2003年の研究

東京医科歯科大学歯学部の2003年の研究では 、唾液分泌量が減ると甘味や塩味などの味の感受性が著しく低下することが明らかにされています。

特に、高齢者では食事の美味しさを感じにくくなる傾向が強く 、食欲低下や口腔乾燥感を感じやすくなるようです。

この研究は、唾液が味覚にとって、大切な要因であることを示しています。

噛み合わせと唾液と免疫

物を粉砕する咀嚼効率が下がると、食べ物を細かく砕けず 唾液の分泌がされにくくなります。

口の中が乾燥しやすくなって、 味覚が鈍るだけでなく、 虫歯や歯周病のリスクも高まるのです。

さらに唾液には免疫物質も含まれていて、体を守る第一線を担っているのです。

つまり、唾液が減少するとこの免疫機能も弱まって全身の抵抗力に影響するというわけです。

京都大学2005年の研究

京都大学大学院医学研究科の2005年の研究では、アンバランスな噛み合わせ や唾液分泌の低下が全身の免疫機能を下げる可能性があると示されました。

特に、高齢者や持病を持つ人は口腔機能の低下が感染症のリスクを高めることが報告され 、健康全体に影響を及ぼす重要な要因であるとされました。

小さな違和感は大切なサイン

ご飯の味がしない 、片側ばかり噛んでいる、 口が乾く、 風邪をひきやすい、 こうした症状は年齢のせいにされがちですが 実際には、噛み合わせや唾液分泌の低下によるものかもしれません。

慣れてしまうことで自覚は薄れて、対策もしないことから、問題は進行します。

だからこそ小さな違和感や、変化を、体からのサインとして受け止めることが大切なのです。

解決の選択肢

どうすればこの問題を解決できるのでしょうか。

その答えの一つがトータルヘルスケアプログラムになります。

このプログラムは単なる歯科領域の治療にとどまらず 、咀嚼機能、噛み合わせ、唾液分泌、免疫、口の中全体の健康を包括的に分析して、サポートすることを目的としています。

精密な咀嚼分析を通じて、ご自身が自覚していない噛み合わせのズレを AI を活用することで把握し 必要に応じて、ズレの調整を行い 物の粉砕する咀嚼効率を改善します。

そして免疫や栄養の吸収まで視野に入れた全身的な健康サポートを行って、本来の食べる楽しみを取り戻す治療プログラムになります。

最後に

最近、ご飯の味がしないという違和感は 年齢や体調のせいではありません。

東京大学 東京医科歯科大学 京都大学の研究が示すように 噛み合わせのズレや唾液分泌の低下は 物を粉砕する咀嚼効率 、味覚、 免疫といった重要な機能に影響します。

トータルヘルスケアプログラムは それらを総合的に整えて、再び食べる喜びを取り戻す助けになります。

私はこのプログラムを通して 一人でも多くの人が食事を楽しみ 健康を保ち 日常に活力を感じられるようになることを心から信じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これらの内容を生活の中で意識していただくだけでも、みなさんのお役に立てると思います。

もし、専門的なサポートが必要なかたは、プレミアムコンサルテーション、トータルヘルスケアプログラム®︎の詳細をご確認ください。

コラムは「ウエスト歯科クリニック」と「玉川中央歯科クリニック」の両院に、それぞれ異なる内容で掲載しています。ぜひもう一方もご覧ください。

参考文献(引用風)

  1. 東京大学医学部口腔生理学教室 不正咬合と咀嚼効率および唾液分泌に関する研究 2001年
  2. 東京医科歯科大学歯学部 唾液分泌量と味覚感受性の関連 2003年
  3. 京都大学大学院医学研究科 咬合不全が全身免疫に及ぼす影響 2005年
医院名
医療法人社団聖和厚生会 玉川中央歯科クリニック
所在地
〒158-0094
東京都 世田谷区 玉川4丁目7-8-1F
最寄駅
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玉川高島屋方面の改札を降りて、徒歩7分です。
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