口臭を強くする食べ物は?
2025年12月12日
みなさん、こんにちは。ドクターリヨウです。
今回のテーマはこちらです。
口臭を強くする食べ物は?
人と話すときに、相手の口臭が気になることはありませんか?。また、自分の息は大丈夫かな?と心配になることもあると思います。
口臭の原因は、口の中の汚れや体調などによっても起きますから、さまざまなのですが、実は 、毎日の食べ物や飲み物 が大きく関係しているのです。
食べ物は消化されて体に吸収されるだけでなく、においの成分が血液に入ることで、最終的には息や汗に混じって出ていくのです。さらに口の中に残った成分が細菌に分解されて、においを強くすることもあるのです。
ここからは、口臭を強くする代表的な食べ物、について、お話ししていきます。
ニンニクとタマネギ
口臭といえば、まず、思い浮かぶのはニンニクやタマネギではないでしょうか?
これらは、硫黄を含む成分、が多く含まれていて、とても強いにおいがします。においの成分は体に吸収され、血液に乗って全身をめぐって、最終的に肺から息に混じって出てきます。
食後に歯を磨いても、数時間はにおいが残るのは、そのためです。
香辛料のきいた料理
カレー、キムチ、辛い料理を食べた後も独特のにおいがします。
香辛料の成分は、体の中で吸収されて、息に混ざって長く残ることがあります。
また、香辛料の刺激で一時的に唾液が出るのですが、その後に、口が乾きやすくなり、かえって口臭を強めることがあります。
アルコール
お酒を飲むと口臭が強くなります。
アルコール自体が揮発性なため、飲んだ後は息からアルコールのにおいがします。
また、アルコールは利尿作用があり、体の水分を奪って口の中を乾燥させますから、乾燥することで細菌が増えやすくなって、これがにおいの原因になるのです。
コーヒーや紅茶
コーヒーを飲んだ後の口臭も気になると思います。
コーヒーは、独特の香り成分が舌に残るため、息に混ざってにおいがします。
また、カフェインには利尿作用があり、水分が失われて口が乾きやすくなり、乾燥することで、細菌の活動が活発になって口臭が強くなるのです。
紅茶、緑茶もカフェインを含みますが、緑茶に含まれるカテキンには抗菌作用があるため、口臭を抑える効果が期待できます。
肉や魚などのタンパク質
肉、魚、卵などは体に必要な栄養ですが、食べすぎると口臭が強くなるといわれています。
タンパク質が口の中に残ると、細菌によって分解されて、硫黄を含むガスが発生します。これが強いにおいの原因となるのです。
また、消化不良を起こすと、腸で発生したガスが血液に乗り、息として出てくることもあります。
甘いお菓子やジュース
砂糖、甘いお菓子自体は強いにおいを持ちませんが、口の中の細菌にとっては絶好のエサになります。
砂糖が多い食生活を続けると、虫歯や歯周病が進みやすくなり、強い口臭の原因となります。つまり、甘い物の摂りすぎは、長期的に見て口臭を悪化させます。
魚や乳製品
青魚を食べた後、口の中に魚臭さが残ることがありますが、これは魚に含まれるトリメチルアミン という成分が原因といわれています。
これは、体内で分解されにくいと、息や汗に混じって出てきます。
また、チーズなどの乳製品は、発酵由来のにおい成分が口の中に残りやすく、強い口臭の原因になります。
口臭を防ぐための工夫
食べ物のにおいをゼロにはできませんが、工夫次第では、かなり和らげることができます。
食後に歯磨きやうがいをして、舌の表面もやさしく歯ブラシで掃除します。
また、水をこまめに飲んで口を乾燥させないというのも有効です。そして、パセリ、ミントなどのハーブを食べると一時的ににおいを抑えることもできます。
さらに、歯科で定期的にクリーニングを受けて、虫歯や歯周病を予防することも非常に大切です。
まとめると、、、
口臭を強くする食べ物にはいくつかの共通点があります。
硫黄を多く含むニンニクやタマネギ。
体内に残って息に出てくる香辛料やアルコール。
舌や口に残りやすいコーヒー。
細菌のエサになる砂糖。
分解されるとガスを発生する肉や魚や乳製品。
これらを知っておけば、人と会う前に食べる物を選択できますから、食後のケアも意識できます。
最後に、口臭は、においの問題ではなく、全身の健康や生活習慣のサインでもあります。食べ物との関係を理解して、上手にコントロールしていくことが大切なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんの日常にお役に立てると幸いです。
統括院長 Dr.Ryo
コラムは「ウエスト歯科クリニック」と「玉川中央歯科クリニック」の両院に、それぞれ異なる内容で掲載しています。ぜひもう一方もご覧ください。


