仕事の成果をあげる歯科治療はあるのか?
2025年10月3日
みなさん、こんにちは。Dr.Ryoです。今回のテーマは、こちらです。
仕事の成果をあげる歯科治療はあるのか?
仕事で成果を上げる人と、そうでもない人、その違いはどこにあるのでしょうか? 能力や努力量の差ではなく、集中力、判断力、ストレス耐性、体調管理といった心身のコンディションが、成果の差を生み出す要因です。
すぐに集中力が途切れてしまう人もいれば、長時間の議論でも冷静に考え、集中力を維持できる人もいます。同じ状況下で落ち着いて最善の判断を下せる人もいれば、できない人もいるということです。この違いは、実は 噛み合わせ などの歯科領域が関わっている可能性が考えられます。
噛むことと、脳に与える影響
カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究で、キチンと噛むことが前頭葉の血流を増やして、注意力、記憶力を高めることが確認されています。また、九州大学の研究は、噛み締めて粉砕すると言う行為が脳内でセロトニンを増加させ、気分を安定させる作用を持つことが報告されました。セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、ストレス耐性を高める重要な神経伝達物質といわれています。
つまり、しっかり噛むことは脳の働きを安定させて、心の落ち着きやストレス耐性まで高めてくれるものと思われるのです
噛み合わせのズレが引き起こすもの
噛み合わせのズレが、わずか出会ってもおきると、その影響は身体全体に波及します。ケンブリッジ大学の研究では、噛み合わせに問題がある人は反応速度、判断力が低下する傾向にあると示されており、東京大学の調査でも、噛み合わせの不安定さが自律神経のバランスを乱して、作業効率の低下につながることが明らかになりました。
ほんの少しの噛み合わせのズレが、集中力を低下させ、思考を不安定にして、仕事のクオリティを下げることがあるわけです。そして、噛み合わせのアンバランスは首や肩の筋肉を緊張させて、姿勢に歪みを与えます。
デスクワークの人は、前傾姿勢になりがちで、その姿勢を継続的にしてしまうと噛み合わせのズレがくわわり、慢性的な疲労感、肩こり、腰痛、頭痛の原因になります。そうなると、全力で仕事に取り組むことが難しくなり、仕事の成果は期待できない物になるのです。
仕事のパフォーマンスに影響する歯科
噛み合わせを噛み合わせを専門とする歯科治療で整えると、身体の負担が軽減されて、身体と心が本来の力を発揮できるようになります。
奥歯でキチンと噛める状態になると、噛み合わせが安定して、奥歯の粉砕能力が向上して、脳の血流が改善します。そうなると集中力、記憶力が非常に高まるのです。自律神経が整うと、副交感神経が正常に働いて、ストレスホルモンの分泌が安定することからプレッシャーに強い状態を作り出すことができるようになります。
この状態が定着すると、姿勢の改善につながり、筋肉の緊張がほぐれ、長時間のデスクワークでも疲れにくくなるのです。それだけでなく、免疫力も向上することから、風邪や体調不良になる可能性も減らすことが期待できるのです。これらの変化が蓄積すれば、仕事の集中力が上昇して、自然と仕事の成果へと結びついていくのです。
包括的アプローチ
こうした効果を体系的に引き出すための特別な治療プログラムが トータルヘルスケアプログラム® なのです。最大100時間以上の精密分析を通じて、噛み合わせ、姿勢、筋肉、生活習慣など、包括的に徹底分析します。その結果、奥歯の粉砕能力を最大化し、噛むことから、脳と身体の活性化を目指しています。
この治療プログラムは、自律神経と免疫のバランスを整え、心のバランスも最高のパフォーマンスに導くように考えられています。そして、日本国特許庁から「トータルヘルスケアプログラム®」と「TOTAL HEALTH CARE PROGRAM®」の二重商標登録を取得している唯一無二の治療体系なのです。
実際にプログラムを受けた人の中には、以下のようなご意見をいただいています。
集中力が持続するようになった、緊張がとれて落ち着いて話せた、仕事での効率が格段に上がった、テストの成績が上がった、といった声が寄せられています。これは単なる身体が芯から整った結果として現れる実感であり、けっかなのです。
仕事の成果を出せる時
成果を上げる人は特別な才能を持っている人だけではなく、満たされた環境で、噛み合わせを整えることで、長時間の業務も集中力を維持できふようになり、冷静に意見を述べられるようになるのです。。そうしたことが積み重なって、自然と仕事ができる人になるのです。。
つまり、噛み合わせが得意な歯科医師に、正しい噛み合わせに調整してもらえば、それは口腔ケアを超えて、人生の質や仕事の成果を大きく変える能力を秘めているといえるのです。
最後に
仕事で成果を上げるためには、スキルや知識も大切ですが、それ以外に心と身体のコンディションをどう調律するのかが鍵となります。それが、整った噛み合わせ なのです。
正しい歯科治療や、トータルヘルスケアプログラム®を通じて全身のバランスを整えることは、集中力、判断力、ストレス耐性を飛躍的に高めることにつながります。努力を確実に成果に結びつけたい人にこそ、この治療の価値はご理解いただけると思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
みなさんの良次未来の健康のため、健康寿命と平均寿命の差が約10年あります。
私は、その差をなくすことに、真っ向から取り組み、その答えを導きました。
みなさんにとって、一つでも最良の選択肢になることを信じています。
統括院長 Dr.Ryo
コラムは玉川中央歯科クリニック(世田谷区)とウエスト歯科クリニック(目黒区)で、それぞれ掲載しています。ぜひもう一方のホームページも合わせてご覧ください。
参考文献
- UCSF (2014). Mastication and prefrontal cerebral blood flow: Effects on concentration and memory.
- Kyushu University (2013). Mastication and serotonin regulation in the brain.
- University of Cambridge (2015). Occlusal instability and cognitive performance decline.
- University of Tokyo (2017). Occlusion, autonomic imbalance, and work efficiency.
- University of Sydney (2015). Occlusion-related muscle tension and chronic fatigue.