歯のことQ&A

かぶせものの種類かぶせものの種類

保険の銀歯から自由診療で選べるセラミックやゴールドの歯、その違いは見た目だけだと思っていませんか?
1番の違いは “素材が持つ機能性” なんです!!
前歯なのか、奥歯なのか、初めて出来た虫歯なのか、何度も繰り返している虫歯なのか、これらによって素材選びが重要になってきます。
10年後、20年後も笑顔で健康的な自分でいられる為に、自分に合った身体に1番良い素材を選んで下さいね。

ゴールド

自分の歯と同じように咬めて食事が美味しい♪

金は最もアレルギーがおこりにくい金属なので、身体にとても安心です。
銀歯に比べると、お口の中では意外と目立ちませんよ。

  • 天然歯と同じ柔らかさで反対側の咬み合う歯を痛めず、咬合痛の予防になります。
    特に、歯ぎしりの強い方は奥歯にゴールドを入れる事をおすすめします。
  • 銀歯と違いイオン分解して溶けたりしない為、料理の味が変わらず美味しく食事を楽しめます。
  • 歯にしっかり密着しますので歯と歯茎の間に隙間が出来にくく、虫歯の再発や歯周病、口臭の予防になります。
  • 歯の根や顎の骨への衝撃をやわらげてくれるので将来的にお口全体に歪みが生じにくく、健康寿命を伸ばしてくれます。
  • 保険適用ではありません。(1本9万円~税別)

セラミックメタルボンド


自分の歯と同じ白い歯で笑顔に自信!!

金属にセラミックを焼き付けた人工歯です。
保険では銀歯になってしまう奥歯も、自由診療なら美しいパールホワイトの輝きのセラミックをお選びいただけます。
  • 変色せず汚れがつきにくいので白さを保てます。
  • 保険の銀歯よりも柔らかい素材なので反対側の咬み合う歯を痛めにくく、歯の根への衝撃をやわらげてくれます。
  • 虫歯の再発や歯周病、口臭の予防になります。
  • フッ素配合接着剤を使用しますので、虫歯予防の効果があります。
  • 保険適用ではありません。(1本9万円~税別)

※自由診療の人工歯で金属の裏打ちがなく、セラミックとは違う白い人工歯がありますが、そちらのタイプの人工歯は一般的なセラミックよりもお手頃な価格になるので、興味がわく方もいらっしゃるかもしれません・・・

でも、ちょっと待ってください!!

一般的なセラミックに比べると素材がとても弱いため少しの衝撃でもかけてしまったり、また歯と歯茎の隙間ができやすいためそこから汚れが入り込み2次虫歯や歯周病、口臭の原因になる可能性が非常に高いんです。
毎日の健康のためにも、ぜひ身体に良いものをお選びください。


保険の前歯

銀歯にプラスチックを貼り付けた人工歯です。
見た目は白い歯になりますが、素材の性質がセラミックとは大きく違います。
  • 保険適用になりますので安価です。
  • 白い部分(プラスチック)は水分を吸収し着色や汚れがつきやすく、数ケ月~数年で変色したり、劣化により歯周病や口臭の原因になります。
  • セラミックと比べプラスチックは素材が弱いので、お食事や歯ぎしりで割れてしまうこともあります。
  • 割れてしまった場合、修理は自費になります。
    (予防としてマウスピースを睡眠時に装着していただく事で、破損のリスクを減少できます。)
  • 金属部分は素材が硬い為、歯の根への衝撃が大きく咬合痛や根の破損、根の病気の再発リスクが高くなります。
  • 歯と歯茎の間に隙間が出来やすい為、虫歯の再発や歯周病、口臭の原因になります。
  • 将来的にお口全体に歪みが生じる事で、健康寿命を縮める要因になります。

保険の銀歯

保険診療の奥歯は銀歯になります。

  • 保険適用になりますので安価です。
  • 金属アレルギーの方はじんましん等の症状が出る可能性があります。
  • 歯と歯茎の間に隙間が出来やすいので、虫歯の再発や歯周病、口臭の原因になります。
  • 素材が硬い為お食事や歯ぎしりでの大きい衝撃が歯の根へそのまま伝わり、咬み込む時の痛みや根の破損、根の病気の再発リスクが高くなります。
  • 将来的にお口全体に歪みが生じる事で、健康寿命を縮める要因になります。

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